記憶術で人生を変えよう

記憶術・物語法

 物語法というのは、覚えたい物事でストーリーを組み立てていくという記憶術です。覚えたいことを、時系列に沿って覚えて行くことが出来るため、順番を覚えたいものに使うのが効果的です。円周率の語呂合わせ、「産医師異国に向かう産後薬なく……」などは、語呂合わせと物語法の合わせ技です。

 といっても、物語を作ると言うと敷居が高いと感じる人もいるかも知れません。ですが、ストーリーは、起承転結にある程度因果関係があり、主人公の感情が動くものであれば充分です。そして主人公は自分でもかまいませんし、好きなアイドルや子供の頃から良く知っているアニメのキャラクターでもかまいません。例えば10人の名前を覚えなければいけないとします。あなたは一番役職が上の山田さんとぶつかり、プロポーズされます。そこに山田さんの部下、眼鏡の鈴木さんが現れ、山田さんの浮気を攻め立てます。鈴木さんはスーツの似合う後輩の佐藤さんに浮気の証拠集めを手伝って貰っていて、あなたも訴えられてしまいます。……すいません、私はあまり、物語法は得意で無いので、よい例が浮かばないのですが、人物であれば事件を起こせばいいですし、アイテム的なものであれば、それを使って物語を展開させていきます。語呂合わせも、ストーリー性があればかなり長いものをかなり長い間覚えておくことができます。